生理期間中やおりものが多いとき、「できるだけ衛生的に保ちたい」「スッキリと過ごしたい」と感じる方は多いでしょう。特に、蒸れやにおいが気になるときや、生理の終わりかけのダラダラと少量ずつの出血が続くときなどは、優しく経血を洗い流せる「使い捨てビデ」が便利です。
最近ではフェムケアへの関心が高まり、デリケートゾーンのケアに関する商品は手軽に手に入るようになりました。しかし、「どこで買うのが一番お得?」「どんな基準で選べばいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、使い捨てビデの販売店情報から、失敗しない選び方、正しい使い方を徹底解説します。
使い捨てビデとは?

「使い捨てビデ」とは、精製水などが入ったボトルとノズルが一体型になった、携帯用の洗浄器のことです。主に膣内や外陰部を洗浄するために設計されており、一度使ったらそのまま捨てる使い切りタイプが主流です。
据え置きウォシュレット・トイレットペーパーとの違い
トイレに設置されている温水洗浄便座(ウォシュレットなど)は、主に「外側(外陰部)」を洗うためのものです。一方、使い捨てビデの多くは、ノズルを挿入して腟内まで洗い流せます。
また、トイレットペーパーでの拭き取りは摩擦による刺激や汚れの取り残しが気になりますが、ビデなら水流で優しく、かつ物理的に汚れを洗い流せるのがメリットです。
どんな場面で使われるか
使い捨てビデは、主に以下のような場面で使われます。
・旅行
・アウトドア
・産後のケア
・フェムケアとして
近年、デリケートゾーンの悩みに向き合い必要なケアを行う「フェムケア」の考え方が浸透してきました。使い捨てビデは、単なる汚れ落としではなく、自分自身のコンディションを整えるためのセルフケアアイテムとして注目されています。
使い捨てビデはどこで買える?販売場所まとめ

使い捨てビデを販売しているお店について見ておきましょう。
コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)
【入手しやすさ:△】
大手のコンビニエンスストアでも取り扱いはありますが、店舗の規模や立地(オフィス街、病院内など)によって在庫状況が大きく異なります。生理用品コーナーの端の方に置いてあることが多いですが、置いていない店舗も少なくありません。「今すぐ必要!」という緊急時には心強いですが、確実性はドラッグストアに劣ります。
ドラッグストア・薬局(マツキヨ・ウエルシア・スギ薬局など)
【入手しやすさ:◎】
最も確実に入手できる場所です。生理用品コーナーや、衛生用品(介護・消毒液)コーナーに並んでいます。
1本単位のバラ売りから、3本・6本セットなどの箱入りまで種類も豊富です。
通販(Amazon・楽天・LOHACO)
【入手しやすさ:◎】
まとめ買いをするなら通販が一番お得です。まとめ買いなら1本あたりの単価を安く抑えやすく、複数のメーカーを比較しやすいため自分に合うものをじっくり選べる点がメリットです。また、誰にも見られず購入できるため、購入しやすいと感じる方も多いでしょう。
バラエティストア・100均
【入手しやすさ:△】
店舗によって品揃えが大きく異なります。
・ロフト・プラザ: 最近はフェムケア特設コーナーがある店舗で、おしゃれなパッケージのものが置いてあることも。
・100円均一(ダイソー等): ボトルのみの「携帯おしり洗浄器(水を入れて使うタイプ)」はありますが、精製水入りの使い捨てビデそのものは取り扱いが少ない傾向にあります。
使い捨てビデの選び方

使い捨てビデは、肌に直接触れるだけでなく腟内まで洗浄するため、選び方にはこだわりたいものですね。以下のポイントをチェックしましょう。
液性(弱酸性かどうか)
健康な膣内は「弱酸性」に保たれることで、雑菌の繁殖を防ぐ自浄作用が働いています。精製水ベースで弱酸性に調整されているものが多く、シャワーとは異なる使用感があります。
参照 「ゆらぎ世代」のあるある不調とは?ゆらぐ原因とケア方法をチェック!|わかもと製薬株式会社
ノズルの形状とボトルの押しやすさ
使い捨てビデは、できるだけ扱いやすいものがおすすめです。初めての方は、角度が自由に曲がる「フレキシブルノズル」や、挿入しやすい細身のタイプを選ぶと良いでしょう。また、容量については、片手で最後までしっかり絞り切れる「ソフトボトル」タイプを選ぶと、ストレスなく使用できます。
香料・添加物の有無
敏感肌の方や粘膜への刺激が心配な方は、無香料・パラベン(防腐剤)フリーのものを選びましょう。メントール配合でスッキリ感を売りにしているものもありますが、人によってはヒリヒリ感じることもあるため、まずはシンプルな精製水ベースのものが安心です。
価格帯の目安
使い捨てビデの価格の目安は、1本あたり 約100円〜200円程度です。しかし、6本セットなどを通販で買うと、1本100円を切ることもあります。日常的に使う生理用であれば、コスパも重視すると良いでしょう。
使い捨てビデの正しい使い方と注意点
使い捨てビデの間違った使い方によって、トラブルの原因になることもあります。正しい使用方法を確認しましょう。
使い方ガイド
- 手を清潔にする: 雑菌を入れないよう、まずは石鹸で手を洗います。
- ノズルをセット: キャップを外し、ノズルをボトルにしっかり固定します。
- 楽な姿勢をとる: 便座に座るか、お風呂場なら少し腰を落とした姿勢で行いましょう。
- 優しく挿入・洗浄: 力を抜いて、ノズルをゆっくり挿入。ボトルを握って一気にではなく、優しく水流を出すイメージで洗います。
使い捨てビデを使うときの注意点
・使いすぎ厳禁
・水圧は弱めに
お尻側の雑菌を膣の方へ運ばないよう、ノズルの向きには細心の注意を払いましょう。また、勢いよく押しすぎると、粘膜を傷つける恐れがあります。水圧は弱めになるように意識しましょう。
使用頻度にも注意が必要です。使いすぎると、必要な常在菌まで洗い流してしまいます。
日本産科婦人科学会では、日常的な腟内洗浄は推奨されていません。使用は生理終わりなど特定の場面に限定し、気になる症状が続く場合は婦人科を受診しましょう。
参照 日本産科婦人科学会・日本産婦人科学会|産婦人科診療ガイドラインー婦人科外来編2020
よくある質問

使い捨てビデに関するよくある質問にお答えします。
Q1. 使い捨てビデはコンビニで必ず買える?
必ずあるとは限りません。生理用品の棚が充実している店舗には置いてある可能性もありますが、置いていないこともあります。緊急時は近くのドラッグストアを探すのが確実です。
Q2. 毎日使っても大丈夫?
毎日の使用はおすすめしません。膣内には自浄作用という自らを守る力があります。毎日洗いすぎると、その力を弱めてしまい、かえってニオイや感染症の原因になることがあります。基本的には、生理の終わりかけや特別な不快感がある時などの利用に留めましょう。
Q3. 産後・生理中に使っていい?
生理中は問題ありません。経血の塊やニオイを洗い流すのに非常に有効です。産後(悪露のケア)に関しては、出産直後の傷口の状態があるため、1ヶ月検診などで医師の許可を得てから使用するようにしましょう。
Q4. 普通のビデ(温水洗浄便座)との違いは?
温水洗浄便座のビデ機能は「外側」を洗うためのものですが、使い捨てビデは「中(膣内)」まで洗える設計になっている点が大きな違いです。また、工場管理された精製水を使用している点は、清潔さを意識する方には安心感につながります。
まとめ
使い捨てビデは、生理中やおりもの等の不快感に対処する便利なアイテムです。旅行や生理中といった特別な日だけでなく、自分の体調に合わせたフェムケアの一環として取り入れることで、快適に過ごせる時間が増えるでしょう。
「生理中だから仕方がない」と我慢するのではなく、できるだけストレスを減らす方法を試してみてはいかがでしょうか。

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